赦せないから 赦さないでいたのだ
簡単に赦してたまるものか
赦したら 悔し涙を詰め合わせたあの毎日に顔向けできない
ドクダミの香りをわざと嗅いでいるように
欠けた印鑑に八つ当たりしているように
赦さないでいたのに
神様がハンカチを投げつけてきて
赦せないあなたを赦せと言うんです
そんな日が急に来たんです
神様には逆らえなくても 大丈夫
赦せないなら 赦さなきゃいい
赦して 赦さなきゃいい
だって 知ってる?
いつだって守られるべきものは
自分が一番よく知っているんだってさ