みなとみらいの電飾さん。

国語科に関することを書いています。詩も投稿しています。ほとんど備忘録ブログです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

大晦日ですが。

大晦日ですが。普段と変わらない一日でした。 というよりも、来年に向けてやるべきことがいろいろあるにもかかわらず、ここ一か月読んだ本をパラパラ、や、机上の積ん読をひたすら読む読む、という一日でした。 猫の恋(毎日文庫) 作者:岩合 光昭,石 寒太 毎…

自由進度学習!(11月勉強会)

自由進度学習、その子の個性や特技がアウトプットに生かされる、いいなあ! ライティングワークショップとも関連しているし!もっと本読まなきゃな!! www.amazon.co.jp 色々な発表の仕方、学び方、そのメンバーとの接し方、話し合い方…。 方法を知っていて…

お土産を持って帰ろう。

今年の全国大学国語教育学会世田谷大会で、 「創作した詩の写真化作品について自作解説のプレゼンテーションをする授業ー最果タヒの「自動返詩」および「#インスタグラ詩」を教材としてー」と題した学会発表をなさった髙岡佑希さんとお話しする機会を得た!…

どうしても成績をつけなければならないときは。

教育のプロがすすめる選択する学び: 教師の指導も、生徒の意欲も向上 作者:エンダーソン,マイク 新評論 Amazon いまこれを読んでいて…。 1成績のこと 「生徒に責任をもたせる成績のつけ方をする」(p117) 「どうしても成績をつけなければならないときは、…

『教育のプロがすすめる選択する学び』その①

教育のプロがすすめる選択する学び: 教師の指導も、生徒の意欲も向上 作者:エンダーソン,マイク 新評論 Amazon p41 ★選択することは目的ではなく手段。盲目的に選択肢を提供すべきでない(まえがき) ★選択肢をいろいろ試してみる、試行錯誤することで単…

「大村はま記念国語教育の会」感想

2021 11 14 Sun 石川台中学校へ。前回参加したときはまだコロナ前だったなあ…。 1 黄金の椅子 大村はまが教室で用いていた「素朴な一脚の椅子」。 「監督ではなくて、子どものそばへ、れいの「黄金の椅子」を持っていって、座って、いっしょになって話し合…

「第69回人文科教育学会大会」感想

第69回人文科教育学会大会感想。仕事が目白押しで休日出勤、電車の中で声だけ聞いて参加。なかでも、筑波大学附属中学校・秋田哲郎先生の「走れメロス」の外伝実践についての感想。 1.自分の実践 もとになっている実践論文(秋田(2019))を昨年読んでいた…

『読む文化をハックする~読むことを嫌いにする国語の授業に意味があるのか~』

読む文化をハックする: 読むことを嫌いにする国語の授業に意味があるのか? 作者:ジェラルド・ドーソン 新評論 Amazon (p.3)「ティンカラー」…素材を直接いじくりまわして遊ぶ人・試行錯誤を繰り返して探求する人のこと。「ティンカリング」、キーワードだ…

「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料【中学校国語】

「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 国語 作者:国立教育政策研究所教育課程研究センター 東洋館出版社 Amazon 2021.2.13まとめ ・(p.3)各教科の評価 =観点別学習状況の評価+観点別学習状況の評価を総括的に捉える「評定」 …

埋もれる言葉~「国語科における話し合い指導のためのジグソー法の活用」河野遼(2020)

1.出典 河野遼(2020)「国語科における話し合い指導のためのジグソー法の活用」 『人文科教育研究』第47号,pp.49-60 2.論文の特徴 新型コロナの影響で、「話し合い活動」を授業内で行うことがそれほど多くなかったこの1年。昨年度の今頃は、「話し合…