みなとみらいの電飾さん。

国語科に関することを書いています。詩も投稿しています。ほとんど備忘録ブログです。

『できる研究者の論文作成メソッド 書き上げるための実践ポイント』①

いまこれを読んでいて…。

『できる研究者の論文作成メソッド 書き上げるための実践ポイント』

BOOKOFFで見つけたので何回か立ち読みしていて、ちょっと面白かったので購入。

 

ついこの間、査読を経て実践論文と資料論文を投稿したところだったので、第三部の「論文を発表する」から流し読みした。

 

p.207 再投稿用レターを書くことについて。

実践論文の方は、査読の結果、修正して再投稿となったので、査読コメントに一つ一つ答えながら修正した。この「レター」の方が時間がかかった。直すところと直さないところ、直せないところがいろいろあるが、その理由を一つ一つ、根拠をもって説明しなければならない。論文そのものより、思考した気がする。なんだかんだ、序論をまるごと書き直したりもして、難産だった。でも、けっこう癖になる感じもあった。

 

p.217~ 10章「論文は続けて書く 実績の作り方」

ワンアイデアではなく、アイデアが拡張されることを見越して、また、アイデアをどのようにネットワークさせていくかをかんがえながら計画的に書き続けていくことが大事、というのが要旨。そういえば、院生を卒業する頃、修論を少しずつペーパーにしていきなさいと言われていた。今、少しずつ頑張っているが、周辺的な部分しかペーパーにできていないから、コアの部分も頑張っていかないとと読みながら思った。また、修論のワンアイデアだけでなく、今考えている部分も拡張させていかないと、より面白いものにはならないだろう。自分がワクワクしないと続けられないし。