『できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか』を読んだ。
たくさん書くためには、スケジュールを立てること。習慣化すること。つまり、この時間はなにがなんでも執筆時間なのだと決めてそれを実行すること。それだけだ!!!というのが要旨。
いいなと思ったのは、【たくさん書く】は、質の低いものでもいいから書け、という意味ではないぞ、と筆者がはっきり言っていること。
この本の紹介文には、多くの本や論文を書くための、、とよく書いてあるが、内容からすると、ちょっと違うと思う。たくさん書く、は、量を書く、ではなく、書く機会をたくさんもつ、という意味合い。
そして、【書く】には、関連する論文を読んだり、調べたり、考えたり、アウトラインを書いたり、、という内容も含めていいのだ、そもそも、執筆は一から完成品を書くのではない!という提言。そうなのだ。考えたり、アウトラインを書いたりするのだって執筆だし、頭から書くわけじゃないよね。
昔、研究のアウトラインを書いたノートを、なんだこれ、わからん、字がぐちゃぐちゃだし、、と人に笑われて悔しかった経験があるが、今回なんだか救われた。
そうはいっても、、と思いつつ、今ならできるかも??とも思う。
いま、子育てで一日中家にいる生活をしている。
何かをする間はあまりないのだが(こういうブログも細切れで書いて、下書きにいれて、みたいな)、生活リズムとスケジュールは決まってきた。たとえば、昼ごはんを食べて洗い物しながら夕飯の準備する、、子どものお風呂は〇時、寝かしつけは〇時、、みたいなスケジュールである。
あとは、運動不足なので、12月からは、子どもの入浴後は抱っこしながらスクワットを20回✖️2セットなどをしている。
で、ああ、こういう、イレギュラーが少ないスケジュールの生活ならば、中身が忙しくても、スケジュールを【守る】ハードルは下がるなと感じている。
学校の働き方は、結構イレギュラーがあるので、毎日同じ時間に、同じように、、がしづらいところがある。ちょっと頑張ってみようか。
うーん、でも、今のところ入れ込む隙間がない!笑
※ちなみに、子育てが始まり、本を読む時間が0になった。情報を得るための斜め読みというものが今までどうしてもできなかったのだが、今回はたまたま電車で1人で外出する予定があり、タイムリミットがあったからか、不思議とできて、読み切った。また一つ、自分の知らない自分を見つけた気分だ。