みなとみらいの電飾さん。

国語科に関することを書いています。詩も投稿しています。ほとんど備忘録ブログです。

論文で勉強

ごっこ遊びで学ぶということ

今月の月刊国語教育研究2023.9(617号) p1巻頭言 ごっこ遊びで育つ言葉の力(首藤久義)を読んだ。 さまざまな言語活動はあくまでごっこ遊びであるという感覚で臨むならば、出来栄えの優劣にとらわれすぎないで楽しみながら学べる。結果の出来栄えよりも活動す…

私の紹介したい歌詞

月刊国語教育研究2022.12(608号)pp.22-27 「感性・情緒を育む」科目横断学習-「ことばが生まれる場」で育てる感性と言葉(梶川誠) 最近気になっている「国語科授業で歌詞を扱う意義」というテーマを深めるのにぴったりな高校の実践報告を見つけた。タイミン…

創作学習の意義の一つとして…

月刊国語教育研究2022.11(607号) p75 読むことと書くことをつないで-創作文『月の起源』 を読んだ。 大西敦史先生の書くことの実践報告群、とても好きで、読むとこちらまで楽しくなる。生徒になりたい。それくらい、熱があって、生徒に書くことを楽しんでほ…

「一部の学習者に引っ張られる授業」の回避

石原雅子(2022)を読んだ。 書き換え学習の機能の一つとして、青木幹勇1986を引き合いに出しながら、 一部の学習者に引っ張られる授業や、発問依存の授業の回避 という機能が提示されている。 自分は他教科を教えたことがないからイメージに過ぎないけど、国…

埋もれる言葉~「国語科における話し合い指導のためのジグソー法の活用」河野遼(2020)

1.出典 河野遼(2020)「国語科における話し合い指導のためのジグソー法の活用」 『人文科教育研究』第47号,pp.49-60 2.論文の特徴 新型コロナの影響で、「話し合い活動」を授業内で行うことがそれほど多くなかったこの1年。昨年度の今頃は、「話し合…