そういえば、担任していたころは学級文庫の充実を図っていました。
と、意図的に、ちゃんと実践してますみたいな書き方になってしまったが、単に、ほっとくと自宅に溢れ返ってしまう文庫本を教室に移し続けていただけである…。
文庫本の背表紙の色を決めて、その色の本を買って読む、本棚に虹色に並べてきれい!みたいな遊びをしていたころだったので、こんな感じになっていた。
この選書の仕方も楽しい。赤が足りないから、、と本屋さんで赤い背表紙を探します。もっと言えば、赤にもグラデーションがあるので、朱色っぽい赤を足そうとか、真紅を足したいとか、縛るとさらに面白い。手に取ってこなかった作家にたどり着いたりする。
学級文庫に入れるなら自分はせめて読んでおきたい、、と自然に思うので、けっこうハイペースで読んだ。コロナもあり、人生で最も本を読んだ数年だった。
本を大事にしてるので、生徒が読んで少しヨレヨレになってしまうと正直なところ嫌だが、人気な本ほどヨレっとなっていくので、人気本が一目瞭然であるのは面白かった。
ちなみに、担任を降りることになって、教室に溜め込み続けた文庫本を自宅に持ち帰ったらさらに虹色になって満足!実家にもまだあるから回収しないと、、。
読書はやっぱり楽しくなくっちゃね!